2012-08-10 第180回国会 参議院 本会議 第23号
例えば、今年六月、民自公の三党だけで協議、談合して、原子力規制委員会法案を問答無用とばかりに成立をさせたことがありました。このときは、三党の余りに横暴な国会運営に対し、議長室に当時の議運理事会派四会派の輿石民主党参議院議員会長、中曽根自民党議員会長、白浜公明党議員団会長、そしてみんなの党、水野賢一をお呼びになり、三党に対して注意を喚起したということもありました。
例えば、今年六月、民自公の三党だけで協議、談合して、原子力規制委員会法案を問答無用とばかりに成立をさせたことがありました。このときは、三党の余りに横暴な国会運営に対し、議長室に当時の議運理事会派四会派の輿石民主党参議院議員会長、中曽根自民党議員会長、白浜公明党議員団会長、そしてみんなの党、水野賢一をお呼びになり、三党に対して注意を喚起したということもありました。
その席上で、原子力規制委員会法案などの委員会質疑を月曜日、すなわち昨日から行うという提起がありました。金曜日の正午ということは、衆議院本会議でこの法案がまだ可決されていなかった時期であります。当然のことですが、参議院本会議での趣旨説明、質疑もまだでした。にもかかわらず、民主、自民、公明の三党で合意したと、会期末だと、急ぐ必要があるというので、昨日からの審議が行われることになったと。
内閣提出の原子力規制庁法案、自公の原子力規制委員会法案、修正協議で一本化が図られ、新たな法案が提出をされました。きょう、採決も予定をされているわけであります。 しかし、なぜこれほど急ぐのか。規制組織のあり方を含めた提言を行うこととなっている国会事故調の提言が今月中には出てくるわけです。黒川委員長をお呼びして話を聞いて、法案をつくればよいではありませんか。